2-7 Triple Drawのルールを完全解説
友達と今すぐ遊べる初心者ガイド
📅 2026年3月15日掲載|🎯 初心者向け完全版
5枚のカードで「最も弱い手」を目指すローボール系ドローポーカーです。
通常のポーカーの価値観がまるごと逆転する面白さがあり、
友達とのホームゲームでも非常に盛り上がるカードゲームです。
この記事では、トランプの配り方から役の評価・ゲームの進行まで
初心者が今すぐプレイできるように丁寧に解説します。

1. 2-7 Triple Drawとは?概要と特徴
2-7 Triple Draw(デューストゥーセブン・トリプルドロー)は、
5枚のカードで最も弱いポーカーハンドを競い合うローボール系ドローポーカーです。
「Triple Draw」の名前の通り、1ゲーム中に最大3回カードを交換できます。
- 5枚のカードを使い、最も弱い手を目指す(ローボール)
- ストレートやフラッシュも「役」として不利になる(2-7ルール独自の評価)
- Aは常に高い(Aは14として扱い、低い数字にはならない)
通常のポーカーでは「強い手」を作りますが、2-7 Triple Drawでは「いかに弱い手を作るか」が勝負の鍵です。
この逆転の発想が独特で、ポーカー経験者でも新鮮な面白さがあります。
世界的なポーカー大会(WSOPなど)でも正式種目として採用されている本格ゲームです。
ポーカーの新しいバリエーションを楽しみたいグループ、
通常のテキサスホールデムに飽きてきた方、
友達との家庭ゲームやホームゲームで盛り上がりたい方に最適です。
2. ゲームの準備・必要なもの
必要なもの
- 🃏 標準トランプ1組(52枚):ジョーカーは不要
- 👥 プレイヤー人数:2〜6人(3〜5人が最も楽しめる)
- 💰 チップまたは点数管理ツール(コインや石などの代用品でもOK)
- 🪑 テーブルと椅子
2-7 Triple Drawは5枚配るため、Badugi(4枚)よりもカード消費が多くなります。
7人以上になるとデッキが足りなくなるリスクが高いため、
6人以下でプレイするのが基本です。
6人でも交換枚数が多いとデッキ切れが起こりうるので、
捨て札を再シャッフルするルールを事前に決めておくと安心です。
座席とディーラーを決める
最初にディーラー(親)を決めます。
全員に1枚ずつカードをオープンで配り、最も高い数字を引いた人が最初のディーラーになる方法が一般的です。
同じ数字の場合はスートの強さ(スペード>ハート>ダイヤ>クラブ)で決めます。
コイン・ボタン・石など目印になるものを「ディーラーボタン」として使いましょう。
各ゲーム終了後、ディーラーボタンは左隣のプレイヤーに渡します。
これで誰がディーラーか常に把握できます。
3. トランプの配り方(ディール手順)
2-7 Triple Drawのディール手順はBadugiと似ていますが、
1人あたり5枚配る点が異なります。
-
デッキをシャッフルする
ディーラーは52枚のカードをよくシャッフルします。
7回以上のリッフルシャッフルが推奨です。
希望するプレイヤーにカット(デッキを2つに分けてもらう)してもらうとより公平です。 -
ブラインドを置く(ブラインドベット)
ディーラーの左隣が「スモールブラインド(SB)」、
その左隣が「ビッグブラインド(BB)」として強制チップを置きます。
例:SB=1点、BB=2点(友達同士なら自由に設定してOK)。 -
1人に1枚ずつ、計5枚ずつ配る(フェイスダウン)
ディーラーは左隣(SBの位置)から時計回りに
1枚ずつ順番に配ります。これを5周行い、全員が5枚になるまで配ります。
※Badugiは4枚ですが、2-7 Triple Drawは5枚です。 -
カードは自分だけが見るように持つ
配られたカードは、他のプレイヤーに見えないよう手元で確認します。 -
最初のベッティングラウンドを開始する
全員に5枚配り終わったら、ビッグブラインドの左隣のプレイヤーから
ベッティングが始まります。
配る手順自体は同じ(SBから時計回りに1枚ずつ)ですが、
Badugiは4枚、2-7 Triple Drawは5枚が最も大きな違いです。
配る周数を間違えやすいので注意しましょう。
4. 役の強さ(ハンドランキング)
2-7 Triple Draw最大の特徴がハンドの評価方法です。
通常のポーカーとは完全に逆で、「弱い手」が強いのです。
さらに重要なルールとして、ストレート・フラッシュも「役」として成立し、不利になります。
基本的な評価ルール
- Aは常に高い(14扱い)。A-2-3-4-5はストレートであり、かつAが高いので非常に弱い手です。
- ストレートもフラッシュもペアもすべて不利。役が成立した時点で弱い手ではなくなります。
- 数字が低いカードの組み合わせで、役がないのが最強。
ハンドの強さ一覧(強い順)
| 順位 | ハンド | 手札例 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 最強 | 7-5 ローハイ(ナンバーワン) | 2♠ 3♥ 4♦ 5♣ 7♠ | ストレートでもフラッシュでもない最低の5枚。「ナンバーワン」とも呼ばれる最強ハンド。 |
| 2位 | 7-6 ロー | 2♠ 3♥ 4♦ 6♣ 7♠ | 2番目に強い。6がある分だけナンバーワンより劣る。 |
| 3位 | 8 ロー以下 | 2♠ 3♥ 5♦ 7♣ 8♠ | 8ハイのノーハンド(役なし)。十分に強い。 |
| 中位 | 9〜K ロー | 3♠ 5♥ 7♦ 9♣ K♠ | 最高カードが高くなるほど弱い。 |
| 弱い | ワンペア | 2♠ 2♥ 5♦ 7♣ 9♠ | ペアがあると大幅に弱くなる。 |
| より弱い | ツーペア | 3♠ 3♥ 5♦ 5♣ 9♠ | ペアが2組あるとさらに不利。 |
| さらに弱い | スリーカード(トリップス) | 4♠ 4♥ 4♦ 7♣ 9♠ | 同じ数字が3枚揃うと非常に弱い。 |
| かなり弱い | ストレート | 3♠ 4♥ 5♦ 6♣ 7♠ | 数字が低くても連番は不利。A-2-3-4-5もストレート扱い。 |
| かなり弱い | フラッシュ | 2♠ 4♠ 5♠ 7♠ 9♠ | 5枚のスートが同じだとフラッシュ成立。数字が低くても不利。 |
| 最弱 | フルハウス / フォーカード / ストレートフラッシュ | – | 通常のポーカーで強い手ほど、2-7では弱い手になる。 |
同じカテゴリ同士の比較
同じカテゴリ(例えばどちらもノーハンド同士)の場合、
最も高いカードから順に比較し、低い方が勝ちです。
最高カードが同じなら2番目に高いカードを比較…と順に行います。
♠
♥
♦
♣
♠
vs(勝ち)
♠
♥
♦
♣
♠
最高カードはどちらも7。次に高いカードを比較:左は5、右は6。5<6なので左(23457)が勝ちです。
- A-2-3-4-5を最強と思ってしまう → ストレートが成立しているため弱い手です!
- フラッシュに気づかない → 全部同じスートだとフラッシュ(弱い手)になります。
- 2-3-4-5-6を目指してしまう → ストレートが成立するため弱い手です。「6」を含むなら2-3-4-6-7が正解。
ナンバーハンド一覧(No.1〜No.10)
2-7 Triple Drawでは、強いハンドに番号をつけて呼ぶ慣習があります。
「ナンバーワン」「ナンバーツー」などと呼ばれ、
プレイヤー同士の会話やポーカー実況でも頻繁に登場します。
ここではNo.1からNo.10までを一覧で紹介します。
| 呼称 | ハンド | 最高カード | 補足 |
|---|---|---|---|
| No.1 | 2-3-4-5-7 | 7 | ゲーム名の由来でもある究極のハンド。「ナンバーワン」。 |
| No.2 | 2-3-4-6-7 | 7 | 5が6に変わっただけ。十分すぎるほど強い。 |
| No.3 | 2-3-5-6-7 | 7 | 7ハイの中で3番目。 |
| No.4 | 2-4-5-6-7 | 7 | 7ハイ最後のハンド。3-4-5-6-7はストレートなので存在しない。 |
| No.5 | 2-3-4-5-8 | 8 | ここから8ハイ。スムース8とも呼ばれる。 |
| No.6 | 2-3-4-6-8 | 8 | 8ハイで2番目に強い。 |
| No.7 | 2-3-5-6-8 | 8 | 8ハイの3番手。 |
| No.8 | 2-4-5-6-8 | 8 | 8ハイの4番手。 |
| No.9 | 3-4-5-6-8 | 8 | 最小カードが3。8ハイの5番手。 |
| No.10 | 2-3-4-7-8 | 8 | 8-7が入ったハンド。ラフ8の始まり。 |
- No.1〜No.4が7ハイ(全4種類)。7ハイは最強クラスで、完成したら基本的にスタンドパット。
- No.5〜No.10以降が8ハイ。8ハイでも十分に強い手で、勝負できるレベル。
- 3-4-5-6-7 はストレートなため7ハイのナンバーハンドは4種類しか存在しないのが面白い特徴。
5. ゲームの進め方(フルフロー解説)
2-7 Triple DrawもBadugiと同様に、
ベットラウンドとドロー(交換)ラウンドが交互に繰り返されます。
違いは5枚配ることと、ハンドの評価法だけです。
SB・BBがチップを置き、ディーラーが全員に5枚配る。
BBの左隣から順番にベット・コール・レイズ・フォールドのいずれかを選択。
残ったプレイヤーが、デッキから0〜5枚のカードを交換できる。
SBの位置(またはSBの次の残存プレイヤー)から時計回り。
SB(またはSBが抜けた場合は次の残存プレイヤー)から順番にアクション。
再びカードを0〜5枚交換できる。
同様にアクションを行う。
最後のカード交換チャンス。
最後のベットラウンド。
残ったプレイヤーが手札を公開し、最も弱いハンドを持つプレイヤーが勝利。
6. ドロー(カード交換)のルール詳細
ドローの手順はBadugiとほぼ同じですが、5枚すべて交換することも可能です。
-
交換するカードを選ぶ
プレイヤーは不要なカードを決めます。0〜5枚すべて交換可能です。
交換しない(スタンドパット)こともできます。 -
捨てるカードをテーブルに出す
交換したいカードをテーブルに出します。
出す前に枚数を宣言する(「3枚」など)とスムーズです。 -
ディーラーがバーンカードを捨ててから新しいカードを配る
ディーラーはまずデッキの一番上のカード1枚を裏向きのまま捨て札の山に置きます(バーンカード)。
その後、捨てた枚数だけデッキトップから新しいカードをプレイヤーに配ります。
バーンカードは各ドローラウンドの最初に1枚だけ行います。
全員のドローが終わるまでこれを繰り返します。 -
スタンドパット(交換なし)
交換不要なら「スタンドパット」と宣言します。
これは手が完成しているサインとして相手にプレッシャーを与えます。
ドローは必ず時計回りの順番通りに行います。
前のプレイヤーが完了してから次のプレイヤーが捨て札を出しましょう。
5枚交換は珍しくないため、デッキ不足はBadugiよりも起こりやすいです。
足りなくなったら、すでに捨てられたカードをシャッフルして新しいデッキとして使います。
ただし、直前に捨てたカードは除外します。
7. ベッティングのルールとアクション
ベッティングの基本構造はBadugiや一般的なポーカーと同じです。
| アクション | 意味 | 使えるタイミング |
|---|---|---|
| 🟢 チェック | チップを追加せずにパスする | 自分の前にベットがない場合 |
| 🔵 コール | 前のプレイヤーのベット額に合わせる | 前にベットがある場合 |
| 🟡 レイズ | ベット額をさらに増額する | いつでも(上限は設定による) |
| 🔴 フォールド | 手札を捨てて降りる(ポットを放棄) | いつでも |
| 🟤 ベット | 最初にチップを賭ける | 自分の前にベットがない場合 |
推奨ベッティング形式(初心者向け)
友達同士で遊ぶならフィックスドリミット(固定額賭けルール)がオススメです。
一般的なリミット2-7 Triple Drawでは、
第1〜2ベッティングラウンド(プリドロー&ファーストドロー後)はスモールベット(例:2点)、
第3〜4ベッティングラウンド(セカンドドロー後&ファイナル)はビッグベット(例:4点)
の2段階にします。1ラウンドのレイズ回数は最大3〜4回までに制限するのが一般的です。
8. ショーダウン(勝負)のルール
第4ベッティングラウンドが終了し、2人以上が残った場合にショーダウンを行います。
-
最後にベット・レイズしたプレイヤーから公開
最後にアクティブなベット・レイズを行ったプレイヤーが最初に公開します。
全員チェックの場合はSBまたは最も左側の残存プレイヤーから。 -
時計回りに順番に公開
勝てないと判断したプレイヤーはマック(公開せず捨てる)も可能。
初心者のうちは全員公開して役の確認をするのがオススメです。 -
最も弱いハンドを持つプレイヤーがポットを獲得
ノーハンド(役なし)が最強。その中で数字が低い組み合わせが勝ちです。
同じ強さの場合はポットを山分け(スプリット)します。
9. 初心者向け基本戦略とコツ
🎯 手札の評価の基本
- ストレートやフラッシュにならない低い5枚を目指す。2-3-4-5-7(ナンバーワン)が最高形。
- 8以下のノーハンドは十分に強い。積極的にベットしてOK。
- ペアは弱いが絶望ではない。低いペア(2のペアなど)なら交換で改善の余地あり。
🃏 ドローの判断基準
- 高いカード(9以上)は積極的に交換する。特にA・K・Q・Jは最優先で捨てる。
- ストレートを構成するカード(例:3-4-5-6の中の1枚)を捨てて回避するテクニックも大事。
- フラッシュに注意。同じスートが4枚以上あったら、必ず1枚は交換しよう。
- 最終ドローでは1枚交換が基本。2枚以上の交換は改善確率が低い。
💬 読みのコツ
- スタンドパット=手が完成しているサイン。相手がパット(0枚交換)なら強い手の可能性が高い。
- 3枚以上交換=かなり弱い手。プレッシャーをかけるチャンス。
- ドロー枚数を覚えておくことが、2-7 Triple Drawでは特に重要。
- Aは高い(14)。低いカードにはならない
- ストレートもフラッシュも「役」として成立 → 弱い手になる
- 役なしで数字が低い5枚が最強(最強は2-3-4-5-7)
- 2-3-4-5-6はストレートなので弱い!
10. よくある質問(FAQ)
これが「A-5 ローボール」(Ace-to-Five)との最大の違いです。
Aを持っていたら、最優先で交換しましょう。
さらにAが最も高い数字なので、二重に不利です。
最強のハンドは2-3-4-5-7(ストレートにならない最低の5枚)です。
①カード枚数:Badugiは4枚、2-7 TDは5枚。
②ハンド評価:Badugiはスートと数字の重複排除がルール、2-7 TDは通常のポーカー役(ストレート・フラッシュ等)のない最低の手が最強。
③Aの扱い:Badugiではを低い数字(A=1)として使える。2-7 TDではAは常に高い(A=14)。
ただし、フラッシュの判定にはスートが重要です。
5枚がすべて同じスートだとフラッシュ(弱い手)になるので、スートの分散を意識しましょう。
2人の場合はディーラーがSBを兼任し、相手がBBになります。
カード消費が少ないのでデッキ不足の心配もほぼありません。
この「2」から「7」までの組み合わせが理想形であることから、
ゲーム名そのものが最強ハンドを表しています。

🃏 さあ、友達と2-7 Triple Drawを楽しもう!
2-7 Triple Drawは「弱い手を作る」という逆転の発想が面白い、奥深いポーカーバリエーションです。
通常のポーカーとは全く違う戦略性があり、何度プレイしても飽きることがありません。
まずは友達と練習ゲームから始めて、ドローの判断やブラフの読み合いを楽しみましょう!

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