本日おすすめしていくのは、MMORPGに転移系の作品『ライブダンジョン!』
筆者がとても大好きな作品で、出版物はすべて購入しております。
今回はそんなライブダンジョン!を皆様にも知っていただきたく、紹介していこうと思います!
あらすじ
サービスが終了する前に五台のノートPCを駆使してクリアした京谷努は異世界へ誘われる。
そして異世界でのダンジョン攻略をライブ中継で見た努は絶句した。
戦略のせの字も無いゴリ押し。不遇のヒーラー職。
ゲームでは白魔道士を愛用していた努は白魔道士の復権と、異世界脱出の鍵を求めダンジョン制覇を目指す。
登場人物の紹介
京谷努(ツトム)
ライブダンジョン!の主人公であるツトム。
根っからのゲーマーで、元の世界では5台のパソコンを駆使してライブダンジョンを極めていた。
ゲームのことを熟知しており、スキル上げやレベル上げなどのひたすら同じ作業を続けることを苦にも思わない性格。
異世界のことをゲーム内の世界だと思っているため、金銭感覚もその世界の人たちとは少し違う。
痛いことは嫌いなので、生き返れるダンジョン内でも死にたくない。
ガルム
ツトムに優しく接した犬人のギルド職員。
ジョブが騎士でありパーティの役割としてはタンク(盾役)を務める。
寡黙で仕事に対して真面目であるが、現在のこの世界の状況を変えたいという思いを持っていた。
ツトムとの出会いを通じて、昔あきらめた壁を乗り越える決意をする。
尻尾は嘘をつけない。
エイミー
猫人のギルド職員であり明るくてアイドル的ポジション。
生粋のアタッカーであり、軽い身のこなしで敵を殲滅していく。
ギルドでは鑑定スキルを使って、冒険者から持ち込まれるものを鑑定していっている。
ライブダンジョンの配信機能を使ってアイドル的な行動をし始めた第一人者でファンは多い。
ガルムとは犬猿の仲である。
魅力的なポイント
主人公の在り方
主人公のツトムはめちゃくちゃく人間くさい。
普通の小説家になろうの主人公ならやっていそうなことも、自分が嫌いだからしない、ゲームの世界だと思っているから色恋沙汰も興味がない。
でも生粋のゲーマーだから効率をめちゃくちゃく考えるし、自分のジョブ(ヒーラー)を馬鹿にするのは許せないから改革をする。
そんな自分勝手でもありながら、周りを巻き込んで大きく人々の考え方を変えていく展開に目が離せなくなります。
しっかりとした世界感&設定
上で紹介しているガルムやエイミーはもちろん魅力的ですが、仲間になる人はもちろん、とても魅力的なライバル的パーティなどが色々と出てきます。
他のパーティたちがツトムの改革によって喧嘩したり、苦しくなったり、逆にのし上がってきたりなど、主人公の周りも状況描写がとてもうまくされております。
金銭的なトラブルや権力的な問題、メディアとのいざこざなど、単なるゲーム世界転移ではあまり描かれないけれど実際には発生しそうな問題も発生していきます。
そんなファンタジーリアリティが魅力的な要素の一つかもしれません。
ゲーム好きにはあるある
おそらく著者はかなりのゲーム好きだと思うのですが、筆者もMMORPGをやっていたので、「あるある」という内容がいっぱい出てきます。
MMORPGやってるとこういう揉め事とか発生するよねー、とか、こんなときってこういう風に考えてるのもあるよねー、とか。
読んでると首を縦に振って同意する場面が時々出てくるため、ゲーム好きな人ほどハマりやすい作品かもしれません。
こんな人におすすめ
・ゲーム好き
・MMORPG経験者
・ゲーム世界の転移好き
・ハーレムものには飽きた
・ストイックな主人公が好き
・知識TSUEEEEEEEが見たい
・ファンタジーだけとリアリティのある作品が好き
読者の感想
なろう系で不遇系クラスが最強や重要なポジションになる作品はよくありますが、結局ほぼ全てが主人公だけで、他の同職は不遇のままだったりするのが結構納得がいかないのですが、ライブダンジョンがその点を見事に昇華して、他の同職にも光が当てられて活躍していく、かなり貴重な作品なんですよね。
— 裏影P👤/🐈⬛ (@tmd_n_y) June 23, 2023
ライブダンジョン!周回してるんだが面白いんだが。
記憶消してもう一度読みたい。— 読書 (@tatibanayuushi) May 23, 2023
リンク
小説家になろう:https://ncode.syosetu.com/n6970df/
カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/16816927862700342740
文字の冷凍庫、:https://dyreitou.com/
(小説家になろう本編の後日談、もとい本編の続きが描かれています)
おわりに
筆者も何度読み返しているか分からないぐらい大好きなライブダンジョン!を紹介しました。
とても読みやすく、ご都合主義が多すぎず、簡単なハーレムもなく、筆者の好みど真ん中の作品となっております。
上でも書いておりますが、小説家になろうの本編が終了後も著者のウェブサイトにて続きが現在も描かれて行っておりますので、ぜひとも読んでみてください。
小説に関しては残念ながら打ち切りとなってしまいましたが、漫画は現在も続いておりますので、そちらもぜひとも読んでみてください。
それでは、皆様の感想もお待ちしております!
「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。
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